2004/11/07

ゴーン氏、日本でも自動車殿堂入り

米国の自動車殿堂と同じく、日本に自動車産業の礎を築いた人を讃えたい。そんな想いから生まれたのが特定非営利活動法人「日本自動車殿堂」。そこが今年の殿堂入りとして新たな6人を選出した

●そしてそのなかには、先だって本家?の「米国自動車殿堂」で賞賛を浴びた日産のゴーン社長が含まれることとなった。
その理由は「新しい企業経営の道を開いた」ことが評価の対象という。

●その他には「スバル 360」を開発した富士重工の百瀬腐晋六元取締役や、初代「カローラ」の開発主査であるトヨタの長谷川龍雄元専務。「CVCCエンジン」の開発に携わったホンダの久米是志元社長など。

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2004/10/19

親子で参戦する究極のエコレース「Soap Box Derby」

●自動車レースのなかで最も環境に優しいイベントに、EVカーレースやソーラーカーレースがあるのはご承知の通り。しかしさらにその上を行く究極のエコカーレースがこの世に存在している。
それが今回ご紹介する「Soap Box Derby(ソープボックスダービー・主宰・NPO法人日本ソープボックスダービー)」である。このソープボックスダービーとは、エンジンを搭載していない車両で坂道を駆け降りる競技だ。国内には他に「NPO法人全日本ダウンヒルダービー協会」というのもある。

●比較的単純明快なレースの内容からすでにお察しの通り、そもそもの発祥の源流は米国。石鹸工場から石鹸を出荷するために造られ木箱に、車輪を組み付けて競争用車両を造ったためSOAPBOX CARという名前が付いている。
とは言ってもそれは昔の話。今はF1マシーン状のモダーンなキットカーが用意されていて、ドライバーの技量と車両の抵抗値をいかに少なくするかが勝負の分かれ目になる。

●またこのソープボックスダービー参戦にはいくつかの愉しげな鉄の掟もある。そのひとつは、かならず親子で参加しなければならないこと。これはソープボックスカーに乗ることのできるドライバーが9歳から16歳までの少年少女に限られているからである。
また競技車両は親子の共同作業で自作するのも掟。つまりこのレースはレーシングマシーンの組立という準備の段階から、最終的に順位を争う競争に至るまで、絶対に家族ぐるみで愉しまなければならないのである(全日本ダウンヒルダービー協会では、少年少女だけなく成人も主力となって出走している模様)。

●実際のレースは直線状の坂の上にマシーンを並べ一気に滑り降りる。エンジンがないといかにも迫力がないように思えるが、実際には時速30マイル(時速50キロ以上)超をマークすることも決して珍しくない。
出走カテゴリーは複数に分けられていて、分類は対象年齢だけでなく車の総重量もバラストで統一されるため、すべがイコールコンディションとなる。

●そんなソープボックスダービーの発祥をさかのぼると、1933年にも達するというからその歴史は意外に旧い。最初のレースはオハイオ州デイトン市で行われたという記録が残っている。
翌年からは本格的なレースとなって以降、米国の自動車メーカーやタイヤメーカーがサポートする本格的なものに発展。当地では年間数百回ものシリーズ戦が繰り広げられているほど人気がある。

●日本で公式競技となったのは「オールアメリカン・ソープボックスダービー」に組み込まれた2001年から。今や日本チャンピオンが国際大会に遠征するところまで来た。
去る2002年の世界大会では、当時12歳の伊藤浩士選手がスーパーストック部門で6位入賞。米国で話題を提供した。ちなみに日本ソープボックスダービーでは選手権シリーズ拡大のため開催地に適した坂道を探している。

●理想の坂道は200メートル以上の直線2車線。アスファルト舗装路で、スタート地点が100m距離で1.5メートルの高低差が必要。コース終端には傾斜が少なくなってゴール地点は水平。さらにその後少し上り坂になるのがベスト。またゴール付近に、レース後の車検と重量測定用のテントが設置できるというのが最適なんだそう。
このソープボックスダービーに興味があるというハッピー親子。さらに理想の坂道が付近にあってレース開催を希望する向きは、NPO法人 日本ソープボックスダービーに是非ともご連絡あれ。

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2004/10/18

片山右京選手、2005年パリダカはトヨタ車体から参戦

●愛知県豊田市の堤工場で生産されているプリウス増産を目指し、新たな生産拠点として注目が集まるトヨタ車体。来る東京モーターショーでは、次世代パワーユニット搭載車の量産開発にも関わっている模様。そんな同社がこの年末年始のビッグイベントである2005年・パリダカに参戦することを発表した。

●すでにトヨタ車体では、専用ページも開設済。チーム名はランドクルーザー100の3台体制で挑む「チームランドクルーザー・トヨタオートボデー」。目玉となる主力ドライバーに元F1パイロットの片山右京選手を起用。今回の挑戦でどこまで実績を残せるのかがチョット気に掛かる今日この頃。

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2004/10/15

日産ティーダの発売でシニアパワーが遂にクルマ市場に炸裂

●シニアパワーが遂にクルマ市場に炸裂し始めたようだ。というのは、9月30日に発売したばかりの日産「ティーダ」がこの10月13日までの受注で1万台を突破。発売後約2週間で月販目標だった5000台の2倍に達したからである。

●こうしたニュースはこの自動車業界にはよくあるお話。実は線香花火の様に瞬間的に受注が入った後、販売数が衰退していくケースは決して珍しくはない。ただ注目すべきは、その購入年齢にある。その比率は39歳以下が25%、40〜49歳が20%、50歳超55%というもの。

●ただじっくり考えてみれば、日本国民の25%はもはやあきらかなシニア層であるから、この数値にはうなずけない訳ではない。ただハッキリしてきたのはコンパクトカーの価値基準がここにきて大きく変貌してきていることだ。

●これは日本国内だけの話ではなく、小型車を愛する欧州でもコンパクトカーは、もはや年収や年齢に関係なく400万台以上のセールスを記録している。もはや我慢や忍耐とは無縁のコンセプトが求められているのである。

●ただ今回は日産も狙った訳ではないかも知れないのだが、こうしたいわゆる「オトナ向け商品」というのは、一時期のファンシーな女性向け製品と同じくなかなかコンセプト造りやアピールの方法論が難しい。しかし新たに誕生しつつある購買層を踏まえ、小型車の販売競争はこれから世界規模で一段と過酷さを増していく気配ではある。

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2004/10/07

F1シーンもそろそろストーブリーグ突入の予兆

●佐藤琢磨は来る2005年に向けて現チーム残留…などという流れのなか、マクラーレンのD・クルサードは引退の可能性が浮上。それとは入れ替わりにモントーヤがマクラーレン入り濃厚など、早くもF1シーンはストーブリーグ突入の予兆が色濃い。

●そのモントーヤは、中東で開催される「A1グランプリ」に参戦するかも、との噂が出ている。出走チームはコロンビアナショナルチームだそうで、実のところ同国とは割と縁の深い筆者は冬のレースシーズンを早くも楽しみにしている。

●今やモントーヤの母国では、彼がアメリカからヨーロッパに渡って以来、F1こと「エッフェ・ウーノ」の人気はうなぎのぼりである。この流れは佐藤選手を配する我々日本人の感覚にメチャ近い。
さて、ちなみにその「A1グランプリって何じゃらホイ」と思われた方は多いハズ。これは中東の産油国ドバイが、今年春先にブチ上げた新レースプランのこと。資金にはコト欠かないドバイ王室が無制限に投資する意欲を見せており、不景気風吹き荒ぶ日本国民にとっては夢の様なおハナシではある。

●気になる使用マシーンは、英国ローラ・インターナショナル社のシャシーを使う。これに3500ccクラスのユニットを載せ「ハードウエアとしては完璧なイコールコンディションで勝負する」という潔いレギュレーション設定が大きな特徴である。いわばちょっと前のフォーミラー・ニッポンのノリのクルマを参加選手全員が駆る感じだろうか。
開催地域はアジア、アフリカ、中東など、一般的にレース開催の少ない地域を対象に興行展開していく。

●先にも言ったが、イコールコンディションが同選手権の肝なので、今ハヤリの電気的システムは一切搭載されない。優勝賞金は200万ドルとF1に比べれば大したことないが、全レースで5位以内に入賞したチームは、参戦費用を主催者が負担する太っ腹振りも発揮すると聞いている。これら前評判通りならかなり熱いレースが展開されそうな気がしており、望外に愉しめるのではないかと密かに期待している。

●「熱い」と云えば、かつてF1シーンでひときわ熱い走りを披露したネルソン・ピケ。その息子のアンジェロ・ピケが若干19歳2か月で、英国F3チャンピオンを獲得した

●残念ながらアンジェロ・ピケのナマの走りは未だ見たことないけれど、サラブレッドの血を受け継いだ2代目ゆえ、オトーちゃんと同じくクレバーな走りをする選手なのかも。ちなみに実は筆者としては、4輪よりも2輪のクチなのであるが、今年は佐藤選手効果もあってか4輪の方に注目しがち。2輪にも良い日本人選手は多いけど、近頃は一時期の勢いが薄らいだ気がするのは筆者だけの感覚なのであろうか。

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