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2004/10/15

欠陥問題で衰退進む三菱自動車。外資に連れ去られた子会社との明暗

●話題のお詫び広告を筆頭に、お公家様企業「三菱」の話題がのぼらない日はない昨今だが、この混乱のなか、ダイムラークライスラーは三菱自動車本体との共同プロジェクト見直しの検討に入った。

●具体的にはプラットフォームの共通化やエンジン開発を継続。予定していた「ギャラン」・「ディアマンテ」クラスの新中型車開発は白紙に戻る可能性が高い。ダイムラークライスラー内でも支援門建てに関してはモメている様子。

●そんななかで、ダイムラークライスラーにとってアジア戦略上不可欠だった「三菱ふそうトラック・バス」のほうはシッカリ取り込みに成功。三菱との出資比率で当初ダイムラークライスラーが43%、三菱自動車43%、三菱グループ15%でスタートしたが、三菱自が保有株の半分をダイムラークライスラーに売却。今や同社の完全連結子会社である。

●実のところ三菱ふそうトラック・バスは思いの外、事業状態は好調で、2004年3月の連結決算では有利子負債を773億円も削減。国内車両販売49%増。海外7%増を達成。なんだかんだと言われながらも、法人顧客層に熱烈な「ふそう」ファンが多いのである。

●今後は中国を筆頭とするダイムラークライスラーのアジア戦略で、三菱ふそうトラック・バスが活躍する可能性は高い。一方の三菱自動車はそもそも1917年に三菱造船としてスタートし、様々な離合を繰り返してきた訳で、この機会に余剰資本や人材を削減。新たな事業経営のかたちを目指すのだろう。

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